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キャリアケアという文化を育てる:なぜ今それが必要か

この記事でわかること

・「キャリアケア」という言葉に込められた意味
・働き方のなかにケアの視点を取り入れる理由
・CATCAREERが文化として育てたいものとは何か

うまくやる前に、立ち止まるきっかけがなかった

働くって、つい“がんばること”になりがちです。
毎日ちゃんと動いていても、なぜか気持ちだけ取り残されたような日があったり、
周りのペースにあわせているうちに、自分の感覚がうすくなっていたり。

でも、そういう小さな違和感って、うまく言葉にできないし、
誰かに相談するほどでもないと思ってしまう。

そうやって後まわしにしてきた感情を、
もう少し早いタイミングで、自分の手で扱えるようにしたいと思ったのがはじまりでした。

「ケアすること」は、気持ちに名前をつけることから始まる

キャリアケアという言葉には、いろんな前提が含まれています。
無理に正解を出さなくていいこと。
誰かの期待に応えすぎて、自分が見えなくなる日があること。
行動の前に、気持ちを見ていいということ。

ケアと聞くと、特別な配慮や支援のように聞こえるかもしれません。
でもCATCAREERにとってのケアは、もっと静かな行為です。
たとえば「もやっとしていることに名前をつける」とか、
「今日はこれ以上やらないと決める」とか、そんなふうに。

気持ちを“ケアの対象”として扱えるだけで、
キャリアの選び方や日々の判断も、ずいぶん変わっていきます。

気持ちを置いていかない働き方を、少しずつ増やしたい

自分の気分を、置いていかない働き方。
それが、キャリアケアという文化が目指していることです。

がんばることも、迷うことも、休むことも、どれも大事にしていい。
そのうえで、自分の感覚をまるごと使って選ぶキャリアは、
誰かの言葉じゃなく、自分の言葉で続けていけるものになるはずです。

うまく整っていない日でも、
「整っていない」と言える場所があるだけで、ちょっと楽になることもあります。

CATCAREERは、そんな場所として育っていきたいと考えています。

関連リンク

・https://catcareer.ai/guide
・https://catcareer.ai/journal